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今季のふりかえり：「負けたら終わりという試合は必ず出た」
トシキ：これで長いシーズンがようやく終わりとなりました。今シーズンはスーパーコッパでの優勝＆MVP受賞から始まり、その間で様々な困難を経て、最後にこうしてチャンピオンズリーグ優勝で締めくくられました。今シーズン全体をふりかえっていかがですか。
石川：イタリアのコッパイタリアとスクデット（国内リーグ）に関しては準決勝で負けてしまったので、そこは反省するべきところでした。でもこうやって最後にチャンピオンズリーグで優勝できましたし、このチャンピオンズリーグに関してはペルージャとしてもまだ優勝したことのなかった大会で、今シーズン非常に力を入れていたと思うので、そこでしっかりと勝てたことは非常に嬉しく思います。
あと今シーズンに関しては、試合に出る機会は前のシーズンに比べると少なかったと思いますけど、負けたら終わりという試合は必ず出ていました。味方の選手が怪我とかしてしまったり、そういう理由での出場も含めて。なのでそれで得られた経験というのは、やっぱり非常に大きかったなと思うので、この経験をこれからもっともっと生かして、強くなるために、いい時間を過ごしていきたいなと思います。
来季にむけて：「まだ考えない」
トシキ：来シーズンもペルージャでプレーされると伺っていますが。
石川：はい。
トシキ：来シーズンの目標を敢えて言うとすれば何でしょうか。
石川：まあそうですね。理想はやっぱりすべての大会で勝つことですけど、1個ずつ目の前の試合を見ていければなと思います。また来季のメンバーがまだどうなるかわかっていないので、まあ普通に、そこはまだ考えずに、代表もあるので、まずはしっかり休んで代表活動に入りたいと思います。
今年の代表活動にむけて：「チームの土台をもう一度しっかり作り直したい」
トシキ：最後に今年の代表活動にむけてひとことお願いします。
石川：新しい体制になるので、そのスタートが大事だなと思います。またネーションズリーグとか世界選手権があるのでいい準備、いいチームを作るための重要な期間になると思います。もちろん周りから結果は求められますけど、まずはチームの土台をもう一度しっかり作り直していきたいなと思います。
Photo: CEV, TOSHIKI