5月16日(金)にヨーロッパチャンピオンズリーグ準決勝、石川祐希所属のペルージャ（イタリア）がハルクバンク・アンカラ（トルコ）に3-0(25-23, 25-23, 25-22)で勝利し、決勝進出を決めた。石川はスタメン出場で両チーム最多20得点を挙げて勝利に貢献した。
試合後、ペルージャ所属のアグスティン・ロセル（ミドルブロッカー、アルゼンチン）に話を伺った。
T：勝利おめでとうございます。今のお気持ちは。
ロセル：本当にうれしいよ。まずは決勝に進むというのが最初の目標だったからね。だからすごくハッピーだし、今日の試合の内容にも満足してるよ。でも明日も練習があるから、しっかり練習をして決勝に備えなきゃね。
T：ストレート勝ちでしたが、1、3セット目は大きくリードされてから逆転するなど、内容的には難しいものだったと思います。
ロセル：うん、もちろん。たしか最初は6点差で負けてたと思う（実際は最大4点差）。だからこそ僕たちの頭（メンタル）がすごく大事だった。僕たちは冷静さを保って、次のボールに集中し続けることができた。それが本当に大きかったと思う。
T：今日のあなたベストフレンド・ユウキ（石川祐希選手）のプレーはどうでしたか。
ロセル：ユウキのことはとてもうれしいよ。こういう舞台で活躍するのは彼にとって必要なことだった。今日みたいな大事な場面でね。僕はずっと彼を信じてたし、だからこそ嬉しいよ。
T： 決勝の相手はまだ分かりませんが、どのように準備していきますか。
ロセル：そうだね、明日の試合（準決勝のもう一方のカード）はどちらもとても強いチーム同士の戦いになると思う。ザビエルチェでもヤストシェンブスキでも、どちらが来ても似たような難しさがあるから、自分たちのプレーに集中しないとね。どうなるか見てみよう。
T：ポーランド、ウッチでの滞在はどうですか。
ロセル：とても良いよ。去年もVNLのファイナルズでここに来たから、少し慣れてる感じもある。ポーランドは大会の運営や環境も素晴らしいし、本当に快適。ここでプレーできることに感謝してる。
Photo: CEV, TOSHIKI