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ペルージャ主将ジャネッリ「勝利への執着はない、それよりもベストを尽くしたい」【欧州チャンピオンズリーグバレー男子】

5月15日(木)にヨーロッパチャンピオンズリーグファイナル4の記者会見が行われ、石川祐希選手が所属するペルージャ(イタリア)の主将シモーネ・ジャネッリ選手にお話を聞いた。

T:今の気分はどうですか。

ジャネッリ:とても嬉しいよ。ここに来るのは簡単なことではないからね。チャンピオンズリーグはとても難しい大会だから。僕たちはヨーロッパのトップ4チームの1つとしてここにいる。だからここにいるというのは誇らしいことだよ。でもこれからまた練習をしなければいけない。アンカラとの試合で良いバレーボールを見せたいと思っているからね。

T:イタリアでの3位決定戦が終わってから準備する時間比較的多くあったと思います。どのように準備してきましたか。

ジャネッリ:イタリアでの3位決定戦ではピアチェンツァと戦って勝つことができた。ピアチェンツァのようないいチームに2連勝するのは難しいことなので、それができたのはよかったと思う。そのあと1週間くらい練習する時間があったけど、良い準備ができたと思っているよ。1、2日で心配しながらじゃなく余裕を持って練習できたからね。ただ練習と試合は違うから、どうなるだろうね。

T:準決勝、勝ち進めば決勝となりますが、勝利のカギは何だと思いますか。

ジャネッリ:今は準決勝に集中しているよ(笑)。まず準決勝があるからね。自分たちのバレーボールをすることにフォーカスしなきゃいけないと思う。相手はいいチーム。彼らはサーブがとても良くて、フィジカルも強い。だから、僕たちはレセプションに集中しなければならない。それがサイドアウトの助けになる。ボールがネットから遠い位置に行ってしまい、ずっとハイボールになってしまうと厳しい。彼らのブロックはとても強いからね。だからサーブレシーブとサイドアウトが重要。そしてサーブでしっかり攻めていかないといけない。

T:欧州チャンピオンズリーグは特別な大会だと思いますが、特にあなたにとってはどう特別な大会ですか。

ジャネッリ:とても特別。まだ僕はこの優勝トロフィーを一度も手にできていないから。決勝には2回出たけど、どちらも負けて銀メダルだった。でも僕は勝利への執着を持っているわけではないよ。勝ちたいからここに来たというより、ここでチームを助け、自分自身のベストを尽くしたいと思ってる。優勝するにはたくさんの要素が必要、自分たちだけじゃなく相手の存在もあるし。でもクラブにとっても重要な大会だよ。ペルージャがチャンピオンズリーグの準決勝に進んだのは2回だけだったんじゃないかな(本当は6回(準優勝1回、ベスト4が5回))。まだ若いクラブだからね。とにかく、大会を楽しむよ。

T:会場には多くのペルージャからのファンが来ると思いますが、日本からのファンが駆けつけているようですよ。

ジャネッリ:日本のファンというのはペルージャのファンだよね、(石川)ユウキがいるからね(笑)。多くのペルージャのファンが会場に来てくれるといいね。でもチケットは1週間前には完売しているから、もうあまり空きはないかもしれないけど、できるだけ多くのファンに来てほしい。日本のファンもペルージャのために来てくれるのはいいね。主にはユウキのためだろうけど(笑)。みんなが僕たちの試合を応援してくれたらうれしいよ。

T: あなたのバックアタックにも期待していいですか(笑)。

ジャネッリ:そうだね。コートの中で楽しみながら、自分のためにもチームのためにも自分でもポイントを取りにいきたいと思うよ。

Photo: TOSHIKI, CEV

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