広告 その他ヨーロッパリーグ 海外

ワルシャワ、グラバン監督「この銅メダルは自分たちにとっては金メダルのようなもの」【ポーランド男子バレー】

現地時間5月7日(水)にポーランドプルスリーガPO3位決定戦ワルシャワ対ヤストシェンブスキ・ヴェンギェルの第3戦が行われ、ワルシャワが3 -2(21-25, 25-19, 25-22, 25-23, 15-12)で激闘を制し、リーグ3位を決めた。

3位のセレモニーの後、ワルシャワのピオトル・グラバン監督に話を伺った。

T:3位おめでとうございます。今日の試合がこれほど接戦になると予想していましたか。

グラバン:この3戦目で決着をつけたいと願っていたけど、厳しい戦いになることは覚悟していたよ。ヤストシェンブスキはトップレベルのクラブで個々の選手のレベルも高いし、彼らのホームでの試合なので、すごく良いバレーボールをしてくると分かっていた。だから僕たちも、そのレベルに応じたプレーをしなければならなかった。試合の中でも何度もアップダウンがあって5セット目は特にそうだった。3〜4点リードしたと思えばすぐ追いつかれて、またリードして。でもリヌス(・ヴェベル)が素晴らしいプレーで流れを変えてくれた。本当にあらゆる感情が揺さぶられる素晴らしい試合だったよ。

この厳しいシーズンを経ての結果だからこそ感慨深い。シーズン中にはいろいろな問題や、誤解、メディアのインタビューでの行き違いなどもあって、浮き沈みが激しいシーズンだった。チャンピオンズリーグファイナル4出場をかけたゴールデンセットで敗れたけど、そこから立ち直った。またポーランドカップではいいバレーボールができなかった。でもまた立ち直った。準決勝のザビエルチェ戦ではあと1点で決勝進出というところで得点できずにそれを逃してしまった。本当にそのときは苦しかったけど、それでも僕たちを信じて、モチベーションを持ち続けた。だからそうして手に入れたこの銅メダルは自分たちにとっては金メダルのようなものだよ。

T:今季限りで引退するヴロナ選手とコヴァルチク選手はチームにとってどんな選手でしたか。

グラバン:言葉では言い表せないほどの存在だよ。この2人がこのクラブ、そしてワルシャワのためにしてきたことは本当に素晴らしく偉大なことなんだ。もう何年もずっとチームに貢献してきて、練習から常に集中していて、試合で常に良いプレーをしようと努めていた。特にアンジェイ(・ヴロナ)はキャプテンとして、難しい時期でもチームをまとめて、チーム全体を引っ張っていく役割をしてくれた。本当に素晴らしい仕事をしてくれたと思うよ。だから心からありがとうを伝えたいし、彼らがクラブにもたらしたものは、言葉では語り尽くせないよ。

Photo: TOSHIKI, PGE Projekt Warszawa



-その他ヨーロッパリーグ, 海外
-, , , , ,