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ポーランド代表ヤクブ・コハノフスキ「(3位には)完璧ではないけど満足」「(代表での来日は)今年は我慢(笑)」【ポーランド男子バレー】

現地時間5月7日(水)にポーランドプルスリーガPO3位決定戦ワルシャワ対ヤストシェンブスキ・ヴェンギェルの第3戦が行われ、ワルシャワが3 -2(21-25, 25-19, 25-22, 25-23, 15-12)で激闘を制し、リーグ3位を決めた。

3位のセレモニーの後でワルシャワ所属でポーランド代表のミドルブロッカー、ヤクブ・コハノフスキ選手にお話を伺った。

T:3位おめでとうございます。今はどんな気分ですか。

コハノフスキ:とても疲れたけど、とても満足しているよ。完璧ではないけどね。今シーズンの夢(目標)はもう少し大きかったから。でもメダルはメダルだし、チャンピオンズリーグ出場権も取れた。これは来シーズンに向けてとても意味のあることなんだ。だから今はハッピーだよ。

T:今日の試合は本当に接戦でしたね。

コハノフスキ:正直に言うと、5セット目の途中で勝利を信じられなくなっていた瞬間もあった。でも今日の勝利は完全にリヌス・ヴェベルのおかげだよ。彼のサーブがこの試合を自分たちの勝利へと導いてくれた。5セット目に5点のリードから逆転されてしまうと、そこからメンタルを立て直すのはとても難しい。でも彼のおかげで再びこの試合に勝つチャンスが生まれたんだ。

T:今シーズンの目標はもっと高かったという話もありましたが、今シーズンを全体を振り返ってどうですか。

コハノフスキ:全ての大会で最後の試合(決勝戦)まで戦うことが目標だったんだ。でもそれは実現できなかった。チャンピオンズリーグの準々決勝はとても悔しい敗戦だった。個人的にはファイナル4に行ける力が自分たちにはあったと思うけど、アンカラでの試合では相手の方が上手だった。それがシーズン最初の大きな壁だったと思う。

その後ポーランドカップの準決勝では、一度も突破口を見つけられず、ザビエルチェに完全にやられてしまった。そしてプルスリーガの準決勝でも同じ相手と戦い、2試合をフルセットの末に落としてしまった。どちらも5セット目にリードしていたにも関わらず勝ち切れなかった。

だから今シーズンにはたくさんの失望があったのは間違いないけれど、それでもこの3位決定戦で僕たちはいいバレーボールをちゃんと見せられたと思うし、自分たちがいいチームであることを証明できたと思う。もちろん難しい場面もあったし、ミスもしたけど、強豪であるヤストシェンブスキ・ヴェンギェルに勝てたのだから。

僕たちはいいチームだったけど、最悪な場面もあって、不運なことにそれがとても重要な試合で起きてしまったんだ。

T:これでクラブシーズンが終わり、代表チームのシーズンが始まりますね。

コハフスキ:そうだね、代表シーズンもまたとてもタフだけどとても重要。幸い少しだけ休みがあるから、身体の小さなケガなどを治す時間もとれそう。代表シーズンは毎年まったく別の物語みたいなものだから、チームに合流してポーランド代表として戦うのが楽しみだよ。

T:でも残念ながら今年は日本での試合はなさそうですね。

コハノフスキ:そうだね。今年は日本には行けない。でもほぼ毎年日本を訪れていたし、今年だけは我慢するかな(笑)。でも近くのフィリピンでの世界選手権には行くし、日本人のファンも絶対そこにいるよね。基本的に彼らは世界中を飛び回っているだろうから。だからどこかでまた会えると思うよ。

Photo: TOSHIKI, PGE Projekt Warszawa



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