現地時間5月7日(水)にポーランドプルスリーガPO3位決定戦ワルシャワ対ヤストシェンブスキ・ヴェンギェルの第3戦が行われ、ワルシャワが3 -2(21-25, 25-19, 25-22, 25-23, 15-12)で激闘を制し、リーグ3位を決めた。
3位のセレモニーの後、今季限りで現役引退するワルシャワの主将で、元ポーランド代表のミドルブロッカー、アンジェイ・ヴロナ選手にお話を伺った。
T: 3位おめでとうございます。
ヴロナ：お祝いの言葉をありがとう。今は、このシーズンでのこのチームメイトたちとの経験に感謝しているよ。もちろん、僕たちの夢や目標はこの銅メダルよりもっと上にあった。でも今はこの3位もとても嬉しく感じているよ。プレーオフでヤストシェンブスキに3連勝できたことは、本当に意味のあることだし、自分たちが力を出し切った結果だと思う。僕たちがポーランドカップでの敗戦から立ち上がってザビエルチェとの準決勝に臨み、それに敗れてからまたこの3位決定戦で戦った。それはこのチームに「覚悟」と「強いハート」がある証だよ。だからこの仲間たちを本当に誇りに思ってる。
T：結果的にこの試合が現役最後の公式戦となりました。ウォームアップのとき、そして今はそれについてどのように感じていますか。
ヴロナ：正直変な感じだったよ。これが最後の試合になるのか、それとも違うのか分からなかったしね。でも今はこれがリーグでの最後の試合だったんだと分かってる。不思議な感覚だけど、バレーボールとともに過ごしてきた25年間すべてに感謝している。だから、5月23日にワルシャワでファンや友人、家族ともう一度会って、一緒にコートに立てることを楽しみにしているよ。
T：あなたにとって、バレーボールとはどんな存在ですか。
ヴロナ：バレーボールのない人生なんて思い出せない。10歳からずっと練習してきて、練習がない日々、試合に向けた準備がない生活なんて想像もつかない。他の人生なんて知らないんだ。だからこれからどうなるか、まだ分からない。
Photo: TOSHIKI, PGE Projekt Warszawa