9月7日(日)に2025バレーボール女子世界選手権(世界バレー)の3位決定戦が行われ、日本はブラジルと対戦。
日本は今年のネーションズリーグ準決勝でも対戦し、フルセットて敗れていました。
日本はアウトサイドヒッター石川真佑、佐藤淑乃(よしの)、和田由紀子、ミドルブロッカー島村春世、宮部藍梨、セッター関、リベロ小島、福留でスタート。
第1、第2セットはいずれもブラジルのブロックを前に日本が上手くアタックを決められず、逆にブラジルはエースのガビを中心に高い決定力で得点を重ねていきます。第2セットこそ、セッターの中川つかさを起用して4連続得点を決める場面がありましたが、そこを除いて終始ブラジルペースとなってしまい、12-25、17-25と日本は簡単に2セットを落としてしまいます。

第3セット、後がなくなった日本はセッター中川、ミドルブロッカー山田二千華をスタートから起用します。すると出だしの中川のサーブから5連続得点でスタートします。その後も日本はブラジルの攻撃をうまく守りつつ、佐藤や石川のアタックを中心に得点を重ねていき、20-14とリードを保ちます。そのまま最後は佐藤がバックアタックを決めて25-19でセットを取り返します。
第4セット、今度は逆に日本にミスが重なりブラジルが出だしから5連続得点します。しかし佐藤や石川のアタックで14-13と日本が逆転すると、更に佐藤のサービスエースで22-19とリードを広げます。そこからガビのアタックやチャレンジの成功でブラジルが24-24とデュースに持ち込みます。そこから25-26とブラジルが一度マッチポイントを握りますが、最後は佐藤がレフトからアタックを決めきって29-27で日本が4セット目を取ります。

第5セット、序盤はブラジルがブロックなどで2-5と先行。ただ日本がそこから佐藤のアタックやブロック、さらに山田のブロックで10-9と逆転します。そのまま佐藤のアタックで14-13と先にマッチポイントを握りますが、ブラジルも譲らずデュースへ。しかし切り返しからガビがアタックを決めて16-17とブラジルがマッチポイントを握ると、最後は石川のアタックがブラジルのブロックに捕まり16-18でブラジルがセットを取り切る。
この結果、2-3で日本はブラジルに敗れました。
日本 - ブラジル
2-3 (12-25, 17-25, 25-19, 29-27, 16-18)
日本
先発:S関(0)、OH石川(23)、MB宮部(0)、OH和田(13)、OH佐藤(34)、MB島村(11)、L小島/ 福留
途中出場:MB荒木(0)、MB山田(3)、OH岩澤(0)、S中川(1)、OH北窓(0)、OH秋本(1)
ブラジル
先発:MBジュリア(9)、Sロベルタ(4)、OHガビ(35)、MBディアナ(9)、OPロザマリア(11)、OHベルグマン(13)、Lマルセラ
途中出場:Sマクリス(0)、OHヘレナ(0)、OPキジー(6)
日本は最終成績4位で大会を終えました。

世界バレー日本男子代表の初戦は9月13日(土) 15:00から、トルコとの対戦となります。
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Photo:Volleyball World




