9月3日(水)に2025バレーボール女子世界選手権(世界バレー)の準々決勝が行われ、日本はオランダと対戦して3-2 (20-25, 25-20, 22-25, 25-22, 15-12)で勝利し、15年ぶりに準決勝に駒を進めました。
試合後Volleyball Worldがバレーボール女子日本代表のフェルハト・アクバシュ監督にインタビューを行いました。
アクバシュ監督は「気分はどうですか?」という質問に対し、
「とてもいい気分です。今日は15年ぶりに(世界選手権の)トップ4に入った日本にとって歴史的な日になりました。そうした背景もあってか試合序盤は多くのプレッシャーを感じて選手たちの雰囲気もよくなかったですが、その後自分たちのリズムを取り戻し最後まで戦い抜きました。いい勝ち方だったと思います。」
「オランダとやるとわかったとき、僕は「とてもとても難しい試合になる」と答えていましたが、人々は「そうはならない(日本が普通に勝つ)」と言っていました。しかしフタを開けてみると素晴らしい試合になりました。今日オランダチームは限界に挑戦し、私たちのようなディフェンスも見せました。どちらにとっても素晴らしい試合だったと思います。ただ今日は私たちの方がツイていました。」
とコメント。
また終盤での石川真佑選手の貢献について尋ねられると
「私たちが(セットカウント1-2で)リードされたあとにポジションを入れ替えました。マユが前衛から始まるようにし、そこで彼女はリーダーシップを大きく発揮してくれました。彼女には感謝していますし、すべての選手たちに感謝をしています。例えば(岩澤)ミイクは後衛でミラクルなディフェンスを見せてくれました。なのですべての選手、スタッフ、またすべての日本の人々に感謝と祝福を述べたいです。」
とコメントされました。

この試合においてもアクバシュ監督の采配、タイムアウト中の具体的な指示、プレー中の情熱あふれるアクションが随所に光りました。
準決勝は9月6日(土) 17:00からアメリカ対トルコの勝者との対戦となります。
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Photo:Volleyball World