江門(中国)で開催されているバレーボール男子U21世界選手権。8月27日(水)に決勝トーナメント1回戦が行われ、予選プールC2位の日本はプールA3位で開催国の中国と対戦。
フルセットの大熱戦の末、2-3 (25-17, 23-25, 21-25, 27-25,13-15)で敗れた。
日本はシニアの日本代表にも選ばれている川野琢磨やU20ベストアウトサイドヒッターに選ばれた小野駿太らを中心に得点を重ねるも、中国のブロックやオポジットであるリーのアタックやサーブに苦しみ競り負けた。
この結果、日本代表は9~16位決定戦に回り、29日(金)18時からアルゼンチンと対戦する。

ただ5セット目は12-10と途中まで日本のリードで試合が進んでいたものの、中国選手のアウトと見えるとアタックがイン判定になったり、中国のマッチポイントで川野が放ったブロックタッチがありそうだったアタックがアウト判定になるなど、疑問に残る判定も目立った。
今大会は次の準々決勝からチャレンジシステムが導入予定で、この試合では導入されておらず日本の抗議は認められなかった。
こうした終わり方だったためか、試合終了後に日本の選手と中国のコーチ・選手との間で言い合いになるなど、遺恨の残る試合となってしまった。
※映像は5セット目の12-10の場面から。
先日の韓国招待試合のように、映像ではっきりと誤審だったかどうかを確認することはできないが、残念ながらきわどいプレーが開催国側の得点となることは往々にして起こることである。U21日本代表の選手たちはこの敗戦を糧にここからまた頑張ってほしい。
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Photo:Volleyball World