8月23日(土)に2025バレーボール女子世界選手権(世界バレー)の予選ラウンドが行われ、プールCの日本はカメルーンと対戦。
3-0 (25-21, 25-17, 25-19) で日本がカメルーンに勝利した。
日本は、アウトサイドヒッター(OH)の石川とセッター(S)の関、リベロ(L)の小島の今年のネーションズリーグで主力として戦ったメンバーに加え、OHの北窓と秋本、ミドルブロッカー(MB)の荒木と山田というネーションズリーグで出場機会の少なかった選手たちをスタメンで起用した。
第1セット序盤は硬さからカメルーンに1-6と大きくリードを許すも、石川やこの試合オポジット(OP)のポジションに入った秋本らが得点を重ねて11-11と中盤で同点に追いつく。その後ブロックで13-12と逆転すると、さらに秋本のサービスエースなどから日本が徐々にリードを広げ、25-21で第1セットを取り切る。
第2セットは出だしから関が3連続サービスエースを決める。そこからカメルーンがブロックなどから点差を広げるも、その後もリードを保った日本が25-17で第2セットも続けて取る。
第3セットはMB島村、MB宮部、L福留をスタートから起用。出だしは再びカメルーンのブロックに苦しみ1-5とリードを許す。しかし秋本の連続サービスエースから7-6と逆転すると、島村のスパイクや関のサービスエースなどで日本が流れを掴み、25-19で第3セットも日本が取り切りストレート勝利を収めた。
試合全体としてカメルーンに3セットで11本のブロック得点を許すなど日本はアタックで思うように得点できない時間帯が少なくなかった。しかし3セットで計10本のサービスエースを決め、また堅いフロアディフェンスで相手にもアタックを簡単に決めさせずラリーを制した。
最多得点は秋本の18得点。
日本 - カメルーン
3-0 (25-21, 25-17, 25-19)
日本
先発:S関(5)、OH北窓(10)、MB荒木(5)、OH秋本(18)、OH石川(11)、MB山田(5)、L小島
途中出場:MB島村(4)、L福留、MB宮部(2)、OH岩澤(0)、S中川(0)
カメルーン
先発:Sアマナ(1)、OPアディアナ(9)、OHバラン(1)、OPブラムダイ(11)、OHブランディ(5)、MBオロモ(4)、Lンガメニ
途中出場:Sムビラ(0)、OHチョンベ(0)、OHアンドレア(2)、MBナビョン(5)

次は8月25日(月) 19:00からウクライナと対戦する。
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Photo:Volleyball World