オポジット
テオ・フォール(Théo Faure)

フランス
202cm
1999年10月12日生(25歳)
225得点(アタック194、サーブ21、ブロック10)
アタック効果率:35%
予選ラウンド全体を通してフランスのスタメンオポジットとしてチームを支えた次世代ポイントゲッター。ベストスコアラーランキング2位、ベストサーバーランキングでも2位につけるなど安定した活躍で得点を量産した。安定感というところではパリ五輪でスタメンだったパトリィよりもいいかもしれない。ファイナルラウンドでも引き続き暴れまわるだろう。なおクラブでは昨シーズン日本の垂水とチームメイトだった。
次点
宮浦健人(日本)
セッター
フェルナンド・クレリング(Fernando Kreling)

ブラジル
186cm
1996年1月13日生(29歳)
14得点(アタック6、サーブ5、ブロック3)
アシスト成功率 44.95%
ブラジルの予選首位通過の原動力となった実力派司令塔。予選ラウンドを通して抜群の安定感、セットの質の高さ、配球、ラリー中のミドルの使い方など本当に秀逸なパフォーマンスを見せた。ジャネッリやニコロフ弟など、高さと得点力のあるセッターがどんどんメジャーになっていく中で、彼のようなセッターらしいセッターが世界のトップにいることを改めて気づかせてくれた。日本のセッターにとってもロールモデルのひとりになり得ると思う。とにかくずっと見ていられるような素晴らしいパフォーマンスだった。楽しそうにプレーするのもやっぱりよい。
次点
アントワーヌ・ブリザール(Antoine Brizard、フランス)
リベロ
小川智大(Tomohiro Ogawa)

日本
176cm
1996年7月4日生(29歳)
サーブレシーブ成功率:57%
ディグ成功本数:80本
大会を通してスタメンリベロとして出場、攻撃面でチームを支えたのが宮浦だとしたら、守備面で支えていたのは間違いなく小川だった。安定したサーブレシーブ、素早い反応のディグ、丁寧なジャンプセット、そして声掛けや指示出しなどどのプレーもトップレベル。特に相手オポジットのライン(ストレート)スパイクに対するディグではどの会場でも観客を沸かせた。サーブレシーブ成功率、ディグ本数ともに数字的にはブラジルのマイキの方が高かったが、失点の少なさやその他のプレーを考慮しての選出。
次点
マイキ・ヘイス(Maique Reis、ブラジル)
MVP
フェルナンド・クレリング(Fernando Kreling、S、ブラジル)
