バレーボールネーションズリーグ2025女子予選ラウンド第2週(香港)、日本は現地時間6月21日(土)に中国と対戦し1-3(15-25, 12-25, 25-15, 22-25)で敗れた。
スタメン
日本
S関、OH石川(11)、MB荒木(5)、OP和田(7)、OH佐藤(17)、MB山田(7)、L川畑
途中出場:MB山田、S中川、OH深澤(1)、OH北窓、OH秋本(1)
中国
OHウー(24)、MBワン(11)、OPゴン(16)、OHジュアン(12)、MBチェン(7)、Sチャン(4)、Lニー
途中出場:OHドン(3)、Lワン
戦評
第1セット:中国が6ブロックで日本を封じる
序盤からMBチェンのスパイクやブロック、日本のアタックミスで1-5と中国がリード。そこから日本はOP和田のスパイクなどで10-11と中国に迫るも、中国がSチャンのブロックなどで得点を重ねて12-18と再び点差を広げる。その後もOHウーやOPゴンのスパイクで得点を重ね15-25で中国が先取。
第2セット:中国がスパイクとブロックで圧倒
OHジュアンのスパイクやブロックで4-9と中国がリード。その後もなかなかアタックが決まらずサイドアウトを奪えない日本に対し、中国がOHウーやOHジュアンを中心に得点を重ねて10-20と点差をさらに広げる。そのまま更にブレイクを重ねた中国が12-25と大差でセットを連取する。
第3セット:交代選手が躍動、日本がセットを取り返す
日本はOP和田とS関に変えてOH北窓とS中川をスタートから起用。
序盤からOH石川のサービスエースなどで5-2と日本が前に出ると、さらにOH佐藤のスパイクなどで得点を重ねて8-3と点差を広げる。そこからOH佐藤のスパイクを中心に得点を重ねると、中盤にリリーフサーバーOH深澤のサーブからMB山田のスパイクなどでブレイクを重ね、19-10と日本がさらに点差を広げる。その後もOH北窓のサービスエースやスパイクで日本が得点し25-18でセットを取り返す。
第4セット:OHウーが10得点の活躍で接戦を制す
OHウーのスパイクやブロックで得点を重ねた中国が3-6とリード。さらにOPゴンなどのスパイクで得点した中国が6-11と点差を広げる。そこからS中川の好サーブからOH石川がスパイクを決めるなどして10-11、さらにリリーフサーバーOH深澤のサービスエースで13-13と同点に追いつく。その後は競った展開となり19-19と試合が進む。しかしOHウーのスパイクで中国がブレイクすると、最後もOHウーがスパイクを決めて22-25とし1-3で中国が勝利。
試合スタッツ:https://vnlw.volleystation.com/en/matches/2227541
個人的MVP
S中川つかさ

チームアタック効果率(3, 4セット目のみ)29%
3セット目からミドルも上手く織り交ぜた巧みな組立てでで試合を立て直した。159cmとブロック面において不利になりつつも、それを補って余る貢献を見せ、大きなアピールができた。
OHウー・モンジエ

24得点(アタック19、サーブ2、ブロック5)、アタック効果率44%
最多得点をあげた中国の次世代ポイントゲッター。この試合ではアタック、サーブ、ブロックとすべてのプレーにおいて存在感を見せた。
予選ラウンド順位
6月23日(月) 4時30分現在
1 イタリア 8勝0敗 22P 24/5セット
2 ブラジル 7勝1敗 20P 21/7セット
3 トルコ 7勝1敗 19P 22/8セット
4 ポーランド 6勝1敗 18P 20/7セット
5 日本 6勝2敗 18P 21/8セット
バレーボールボール
6 中国 5勝3敗 15P 18/13セット
7 ドイツ 4勝4敗 14P 18/16セット
8 アメリカ 4勝4敗 11P 15/16セット
9 チェコ 4勝4敗 10P 14/16セット
10 ドミニカ共和国 4勝4敗 9P 13/18セット
11 フランス 3勝5敗 10P 15/18セット
12 オランダ 3勝5敗 10P 13/18セット
13 ブルガリア 3勝5敗 9P 14/20セット
14 ベルギー 3勝5敗 8P 11/19セット
15 カナダ 2勝6敗 6P 11/22セット
16 タイ 1勝7敗 5P 8/22セット
17 韓国 1勝7敗 4P 8/23セット
18 セルビア 0勝7敗 5P 11/21セット
次戦情報
6月22日(日)17:30~ vs チェコ共和国
VNL視聴方法
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関連リンク
Photo:FIVB