男子バレーボール界の絶対王者ブラジル。15年以上世界ランキング1位の座をどの国にも明け渡していないのがその証拠です。21世紀男子バレーは正にブラジルの時代。しかしそんな絶対王者もネーションズリーグではまだ無冠どころかメダルも獲得できていません。3度目の正直となる今年の大会で絶対王者にふさわしい栄冠を手にできるでしょうか?!
近年の主な成績
FIVB世界ランキング 1位
 東京オリンピック 参加予定
2019
 ワールドカップ 優勝
 ネーションズリーグ 4位
 南米選手権 優勝
2018
 世界選手権 準優勝
 ネーションズリーグ 4位
ネーションズリーグ2021の成績
大会4日目終了時点
vsアルゼンチン ○3-0
 vsアメリカ ○3-0
 vsカナダ ○3-1
 vsフランス ●0-3
3勝1敗 5位
こちらも昨日フランスに初黒星。日本とは3勝1敗同士の対決です。
登録メンバー
#1 ブルーノ・レゼンデ S 34/ 190/ 323
 #5 マウリシオ・ボルゲス OH 32/ 199/ 335
 #6 フェルディナンド・ギル S 25/ 185/ 319
 #8 ウォレス・デソウザ OP 33/ 198/ 344
 #9 ヨランディ・レアル OH 32/ 202/ 361
 10 サントス・ビスポ MB 25/ 206/ 328
 11 ガブリエル・カヴァルキエヴィッチュ OH 25/ 191/ 360
 12 イサック・サントス MB 30/ 208/ 339
 13 マウリシオ・デソウザ MB 32/ 209/ 344
 14 ドグラス・デソウザ OH 25/ 199/ 338
 15 マイキー・ナシメント L 23/ 182/ 310
 17 タレス・オッス L 31/ 190/ 320
 18 ルカレッリ・ソウザ OH 29/ 196/ 348
 19 フェリペ・ロキュー OP 24/ 206/ 337
 21 アラン・ソウザ OP 27/ 202/ 336
 23 フラヴィオ・グァルベルト MB 28/ 199/ 356
平均年齢:28.4歳
 平均身長(リベロ除く):199.3cm
 平均最高到達点(リベロ除く):  340.6cm
ヘッドコーチ:カルロス・シュヴァンケ
ブラジルは「ソウザ」「デソウザ」が多めですね笑。あと毎回平均年齢高いです。ブラジル代表はかなりフィジカルを重視しているイメージなのでそうなるのだと思います。ちなみにブラジルはブルーノのように、登録名をファーストネームにしている選手が多いです。
主なスタメン

OH2 ルカレッリ
 OH5 レアル
 MB3  イサック
 MB6 フラヴィオ
 OP ウォレス
 S ブルーノ
 L タレス
注目選手: ヨランディ・レアル

Photo by FIVB
高さとパワーが抜群の超攻撃型アウトサイド。もともとキューバ出身で、現在ポーランド代表のレオンらとともにキューバ代表として活躍していたが、その後ブラジル国籍を取得してカナリヤ軍団の仲間入りを果たしました。とにかくレアルの独特のフォームから放たれるスパイクとサーブは破壊力抜群。顔は非常に優しそうなんですけど、一度暴れだすと止まりません‼
その他、キャプテンでセッターのブルーノ、攻守のバランスに優れたアウトサイドのルカレッリ、抜群のジャンプから早いテンポで豪打を放つオポジットのウォレスなどワールドクラスのプレイヤーがずらりです。それがブラジル代表!
レアルをサーブで攻めるべし!
ブラジルの怪獣スパイカーのレアルですが、サーブレシーブをやや苦手としています。日本がブラジルと渡り合うには、彼をサーブで崩して早い段階でベンチに下げることが重要です。というかもうそこしか道はないと思います。でもなんか期待できそうな気がします。頑張れニッポン‼
試合時間:4日(金) 20:00~(日本時間)
※ライブ配信の視聴方法は下記記事をご参照ください。
「バレーボールネーションズリーグ2021」ネット配信の視聴方法について!
BE PART OF THE GAME! → Volleyball Nations League 2021
