バレーボール世界選手権2025男子大会の決勝トーナメント4日目(9月23日)の結果は以下のとおり。
1回戦(ラウンド16)
チェコ - チュニジア
3-0 (25-19, 25-18, 25-23)
プールH2位のチェコとプールA1位のチュニジアとの試合は実力差がわかれました。
第1セットはチェコがOHヴァシナとOHガラボフが攻守ともに安定した活躍を見せて25-19と危なげなく先取すると、第2セットはチェコが計4本のサービスエースで試合を有利に進めて25-18で連取。
第3セットは出だしでチュニジアがOHベンスリメネのサービスエースなどで大きくリードし、そのまま14−19と中盤まで5点のリードを保っていたものの、OHガラボフのサービスエースやチュニジアのミスで20-19とチェコが逆転します。最後はOPインドラがアタックを決め切って25-23とし、3-0でチェコが勝利。1982年大会以来43年ぶりの世界選手権8強を決めました。

イラン - セルビア
3-2 (23-25, 25-19, 24-26, 25-22, 15-9)
プールH1位のセルビアとプールA2位のイランというネーションズリーグ常連国同士の戦いは1回戦唯一のフルセットマッチとなりました。
第1セットはOPルブリッチのアタックを中心にセルビアが先行、終盤でイランが迫るもOHぺリッチのパイプ攻撃で逃げきり23-25でセルビアが取ります。第2セットは中盤まで一進一退の攻防が続きますが、終盤でイランがブロックとサービスエースで突き放して25-19で取り返します。
第3セットは中盤まで17-20とセルビアがリードで進んでいたものの、終盤にイランがブロックをきっかけに24-23と逆転しますが、最後はMBステファノヴィッチのサービスエースで24-26でセルビアが取りきります。第4セットは終盤まで競った展開となりますが、OHハグパラストとOHモルテザが大事な場面でしっかり決め切ったイランが25-22で取りフルセットへ持ち込みます。
第5セットは出だしからセルビアのミスなどで4-1とイランがリード。さらにOPハジャプールのサービスエースなどで10-5とイランが点差を広げ、そのまま最後はセルビアのサーブミスで15-9としてイランが3-2で勝利しました。イランは2014年大会以来11年ぶりのベスト8進出です。

9月24日以降の試合予定
※時間は日本時間表記
準々決勝
9月24日(水)
16:30 イタリア - ベルギー
21:00 ポーランド - トルコ
9月25日(木)
16:30 チェコ - イラン
21:00 ブルガリア - アメリカ
準決勝
9月27日(土)
15:30 24日の勝者同士※
19:30 25日の勝者同士※
※試合順は同日で入れ替わる可能性あり
3位決定戦
9月28日(日)
15:30 27日の敗者同士
決勝戦
9月28日(日)
19:30 27日の勝者同士
※詳しい試合結果、試合日程は大会公式ページから
https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/men-world-championship
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Photo: Volleyball World



