9月17日(水)に2025バレーボール男子世界選手権(世界バレー)の予選ラウンドで日本はリビアと対戦し、3–0(25-20, 25-17, 25-12)で勝利しました。
試合後に日本の宮浦健人とリビア代表の主将エルマールグがユニフォーム交換をする姿が見られました。
その後エルマールグはVolleyball Worldのインタビューで、涙ながらに次のように語りました。
「インシャアッラー(神の御心のままに)。今大会はリビア代表として本当に久しぶりの出場(43年ぶり)で、ずっと待ち望んできた機会でした。私たちは素晴らしいプレーを見せられたと思います。
次の大会ではもっと強くなって、すべての試合を楽しみたいです。インシャアッラー。約束します、私たちの姿を次の世界選手権でもまた見られるはずです。」
またユニフォーム交換について尋ねられると、
「日本の4番の選手(宮浦)は私の長男に本当にそっくりなんです。彼も左利きで同じようにプレーします。大会に来る前から、宮浦選手のユニフォームを息子のために持って帰ると決めていました。」
最後に母国のファンへのメッセージを求められると、
「試合を見てくださったリビアの皆さん、あなたのチームをどうか誇りに思ってください。私たちはすべての試合に敗れてしまいましたが、近い将来にきっとより強いチームになって帰ってきます。インシャアッラー」


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Photo:Volleyball World





