日本がオランダを3-2で破り15年ぶりのベスト4進出！！【2025世界バレー女子】

9月3日(水)に2025バレーボール女子世界選手権（世界バレー）の準々決勝が行われ、日本はオランダと対戦。

第1セット、序盤からオランダが2本のサービスエースなどでリード。日本も和田を中心に得点を重ねると、中盤に宮部のサーブからブレイクして13-13と日本が追いつきます。しかし終盤にティメルマンのブロックなどで再びオランダに連続得点を許して20-25でオランダが先取。

第2セット、序盤は競った展開となりますが、石川がオランダのブロックにつかまり7-10とオランダがリード。ここで日本はサーブレシーブで苦しんでいた佐藤に変えて北窓を投入します。しかしそこから関のサーブで8連続得点を決めた日本が15-10と大きく前に出ると、その後も石川と和田を中心に着実に得点を重ね、最後は和田がアタックを決めきって25-20で日本がセットを取り返します。

第3セット、序盤からお互いのディフェンスが光るラリーが展開されますが、オランダがヤスパーらのサーブで日本を乱して10-16と中盤で抜け出します。日本は再びコートに戻った佐藤のアタックなどで得点を重ねて点差を詰めますが、オランダがティメルマンのクイックなどで確実に得点を決めて22-25でこのセットを取り切り、勝利まであと1セットとします。

第4セット、後がない日本は序盤にオランダに先行されますが、和田のサービスエースや佐藤のアタックで11-11と同点に追いつきます。さらに石川のアタックや宮部のサーブから相手のミスやサービスエースで4連続ブレイクして20-16と日本が抜け出します。そのまま最後は佐藤がアタックを決めきって25-22として試合をフルセットへ持ち込みます。

第5セット、出だしからオランダが3連続得点を決めてリードしますが、石川のアタックや和田のこの試合4本目のサービスエースで6-6とすぐ日本が同点に追いつきます。そこからはお互いにサイドアウトの取り合いとなり、10-11とオランダ先行で終盤に入ります。

しかし石川のアウト判定のアタックに対しチャレンジでブロックタッチが認められて12-11と日本が逆転すると、さらにラリーから和田がアタックを決めて13-11と日本がリードを広げます。そのまま最後は石川が渾身のアタックを決めきって15-12で日本がこのセットを取り切り、3-2でオランダに勝利しました。