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日本、アメリカに3-0で勝利しファイナルR進出を決める!【バレーボールネーションズリーグ男子】

バレーボールネーションズリーグ2025男子予選ラウンド第3週(日本・千葉)、日本代表は現地時間7月20日(日)にアメリカと対戦し3-0(25-21, 25-19, 25-23)で勝利した。これで日本は通算8勝4敗23ポイントとし、予選ラウンド5位以上を確定させファイナルラウンド進出を決めた。

出場メンバー

日本

先発:MB佐藤(6)、OP宮浦(13)、OH髙橋藍(18)、MB小野寺(6)、S永露(1)、OH石川(7)、L小川

途中出場:S大宅(0)、OH富田(0)、OH甲斐(0)、OP西山(1)

アメリカ

先発:OPガルシア(10)、OHイワート(13)、MBジェントリック(2)、Sマア(2)、OHロビンソン(9)、MBマクヘンリー(2)、Lブリッグス

途中出場:OPエンシン(0)、Sローワン(0)、MBフレクセン(0)、OHチャンプマン(5)、MBクニッジ(1)

試合概要

第1セット、日本が堅いディフェンスからOH髙橋藍やOP宮浦のスパイクを中心に得点を重ねた一方、アメリカはOHロビンソンを中心に得点するも8本のサーブミスで流れを作れず、日本が25-21で先取。

第2セット、OP宮浦の連続サービスエースで序盤から日本がリードすると、その後もOH髙橋藍やMB小野寺のスパイクやブロックを中心に日本が得点を重ねた。アメリカはOPガルシアがスパイクで奮起するも、終始日本がリードを保ち25-19でセットを連取。

第3セット、アメリカはSローワンとOHチャップマンをスタートから起用。日本が引き続きOH髙橋藍を中心にしつつもMB佐藤やOH石川など多彩な攻撃で得点を重ねた一方、アメリカはOHイワートとOHチャップマンらレフトサイドから得点を重ね、終盤まで競った展開となる。しかし最後はOH富田のレシーブからOH髙橋藍がスパイクを決めきってブレイクし、25-23でセットを取り切って3-0で日本がアメリカに勝利した。

試合スタッツ(英語)▼
https://vnlm.volleystation.com/en/matches/2227671/

個人的MVP

髙橋 藍

アウトサイドヒッター
18得点(アタック16、ブロック2)
アタック効果率 41%

持ち前のディフェンスはもちろん、この試合は前後ろ関係なくキレのあるスパイクを打ちまくり、決めまくり両チーム最多の18得点をマーク。パリ五輪スタメン組のひとりとして、本調子でない石川の分までアグレッシブに攻めた。あと試合後のインタビューで英語がめちゃくちゃ上手くなっていて更なる衝撃を受けた。世界のラン・タカハシ、ここにあり。

ジョーダン・イワート

アウトサイドヒッター
13得点(アタック13)
アタック効果率 53%

試合を通して攻守に安定した活躍を見せたヤングアメリカチームのベテラン枠。80%のアタック決定率で日本を追い詰めた。1、2セット目もこの選手をもっと生かすような組み立てをされていたら結果は変わっていたかもしれない。

トシキのコメント

日本のファイナルラウンド進出が最終日まで持ち越され、あわや予選敗退となる可能性も少なからずあったが、フタを開けてみると日本は2セットを危なげなく連取して自力でファイナルラウンド進出を決めた。

コンディション不良のためブラジル戦でベンチアウトしていた石川祐希と小野寺太志がスタメンに名を連ねたが、特に石川に関してはまだいつものパフォーマンスを出せているとは言えなかった。

日本は1セット目序盤はアタックミスが続いたりもしたが、それ以上にアメリカがサーブミス連発で流れに乗れず助かった。

また上述の髙橋藍が石川の分まで頑張って得点を量産していたし、2セット目には宮浦が渾身の「バナナサーブ」で2連続エースを挙げるなどして日本に流れを引き寄せ、あれよあれよという間に2セット連取しファイナルラウンド出場を決めた。

この試合で日本がファイナルラウンド自力進出を決められたことはとてもよかったのだけれど、もう少し見ごたえのある試合を期待していただけに、やや肩透かしを食らった感もあった笑(3セット目は競ったが、もう日本はファイナルラウンド進出を決めた後だったので緊張感を感じられなかった)。

こういうところでしっかり勝てる日本はチームとしてやはりもうトップなのだなと改めて感じた一方、ヤングアメリカの青さも理解した。しかしアメリカの若い選手たちは本当に能力の高い選手が多いので、ここからプレーが安定してくると手強くなることは間違いない。

さて、次はファイナルラウンド、ここからが本当の勝負だ。

準々決勝の相手はポーランドかフランスのどちらかになる。どちらも間違いなく強敵であるし、トーナメント形式の試合でこの2チームに勝利した記憶はない。

ギアを上げた強豪にどれだけ戦えるか、今から楽しみである。

予選ラウンド順位

7月20日(日) 23:00現在

1 ブラジル 11勝1敗 32P 35/11セット ★
2 イタリア 9勝2敗 25P 30/14セット ★
3 フランス 8勝3敗 23P 28/15セット ★
4 日本 8勝4敗 23P 27/17セット ★
5 ポーランド 7勝4敗 21P 27/18セット ★
6 キューバ 6勝6敗 20P 28/26セット
7 ウクライナ 6勝6敗 18P 25/25セット
8 ブルガリア 6勝5敗 17P 22/20セット
9 スロベニア 6勝5敗 17P 19/20セット
10 アメリカ 6勝6敗 17P 21/24セット
11 アルゼンチン 6勝6敗 16P 24/26セット
12 カナダ 5勝7敗 17P 23/24セット
13 ドイツ 5勝7敗 17P 25/27セット
14 イラン 5勝6敗 16P 22/24セット
15 トルコ 3勝9敗 10P 14/28セット
16 セルビア 3勝8敗 9P 13/26セット
17 中国 3勝9敗 9P 12/30セット ★(開催国)
18 オランダ 1勝10敗 5P 11/31セット

★ ファイナルラウンド進出決定

次戦情報

7月30日(水) or 31日(木)
準々決勝 vs ポーランド or フランス




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Photo:FIVB

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