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セメニウク「このハードなスケジュールに対応しなきゃいけない」イタリアリーグPO準々決勝ペルージャvsモデナ1戦目後インタビュー

現地時間3月8日(土)イタリアスーパーレガ、プレーオフ準々決勝ペルージャ対モデナの第1戦が行われた。試合は石川祐希所属のペルージャが3-1(23-25, 32-30, 25-22, 25-28)でモデナを下し、ホームでの初戦を勝利で飾った。

試合終了後、ペルージャ所属のでポーランド出身のカミル・セメニウク選手にお話を伺った。

T: 勝利おめでとうございます。この試合を振り返ってどうでしたか。

セメニウク: タフな試合だったけど、普通のことだと思うよ。最初のセットはちょっとストレスを感じたけど、プレーオフではよくあることだしね。でも一番大事なのは、最後に試合に勝ったこと。プレーの内容とか、3-0だろうが3-1だろうが関係なくて、とにかく勝つことが大事だからね。今はあと2日後にモンツァとのチャンピオンズリーグの試合があるし、その次の週末にはまたモデナと試合がある。だからちょっとハードなスケジュールだよね。あんまり休める日がない。でも、チャンピオンズリーグやイタリアリーグのプレーオフのすべてで戦いたいなら、このスケジュールに対応しなきゃいけないんだ。僕はこのリズムは知ってる。ザクサ(ポーランド)にいたときも、チャンピオンズリーグを毎回戦ってたから、3日に1回試合があって、本当に大変だった。体を健康で強く保つのが簡単じゃなかった。でも、トッププレーヤーであろうとそうじゃなかろうと、この日程に対応できなきゃいけないんだよ。

T: 石川選手が「前の試合から調子が上がってきてる」って言ってましたけど、自分でもそう感じますか。

セメニウク: まあね。ちょっとウエイトトレーニングのプログラムをフィジカルコーチと一緒に変えたんだ。でも、1日で全部が変わるわけじゃないし、「新しい自分になった!」ってすぐに感じられるものでもない。これはプロセスだからね、時間が必要だよ。でも確かに調子は良くなってる。痛みもそんなに感じないし、大きな問題もない。ちょっとした不調はあるけど、プレーを止めるほどのものじゃないし、それが一番大事だね。プレーオフのこの時期に、ベストなコンディションを探るのはすごく重要だと思うよ。

T: ところで先週の脂の木曜日にはポンチキを何個食べましたか。
※ポーランドではキリスト教のカーニバルの最後の四旬節の直前の木曜日を「脂の木曜日」と呼び、その日に大量のポンチキ(ポーランドのスイーツで、ジャムが入った揚げドーナツ)を食べる習慣がある。今年は2月27日がその日だった。

セメニウク: これがね、ちょっと面白い話なんだよ。「脂の木曜日」の日は歯医者に行って、歯を1本抜かなきゃいけなかったんだ。だから、その日はお祝いできなかった。でも次の木曜日にちょっとお祝いしたよ。婚約者がドーナツを作ってくれたんだけど、できるだけヘルシーな感じにしてくれたんだ。油少なめで、カロリーも抑えめにね。何個食べたかは正直覚えてないけど(笑)、ちゃんと楽しんだよ。

写真:筆者撮影、legapallavolo

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