現地時間9月29日(日)、イタリアスーパーレガ前半第1節で大塚達宣所属のミラノはターラントとアウェイで対戦し、0-3(21-25, 20-25, 19-25)で敗れました。
大塚はリベロ登録のベンチスタートで出場機会はありませんでした。
試合は1, 2セット目の序盤こそOPレゲルス(ベルギー)のスパイクなどでミラノがリードしていましたが、OPジローニ(イタリア)やOHホーファー(カナダ)のスパイクやサーブ、MBアロンソ(キューバ)のブロックなどで中盤以降ターラントが逆転でセットを連取。3セット目は出だしから終始ターラントペースで危なげなく取ってストレート勝利を収めました。
ターラントがミラノに勝利したのはスーパーレガに昇格した2021/22シーズン以来初めて。今シーズンは若手とベテランが上手く融合した面白いチームに仕上がっているようです。
ミラノはサーブとブロックが機能せず、ターラントのアタック効果率を抑えることができませんでした。その中でもOPレゲルスは13得点(サーブ1、ブロック2)と奮闘していましたが、アウトサイドヒッターが安定した活躍を見せられませんでした。
この試合で大塚がなぜリベロユニフォームだったのかは不明。おそらく軽めの怪我があったのではないかと思いますが、もし彼がアウトサイドヒッターとして試合に出られていたらチームの救世主になれていたかと思うととても惜しいです。ただチームがこのような状態ならば彼が回復すればすぐスタメンに入る可能性は高いと思います。
また試合に出られなくてもチームメイトによく声をかける大塚が画面に映っていました。やっぱり語学力に関係なくこういうことができるのが彼の良さだと思いますし、こういうことができる選手こそ結果でも報われてほしいと思います。
ミラノ
スタメン:Sポッロ(4)、OHルアティ(9)、MBシュニッツァー(5)、OPレゲルス(15)、OHガルディーニ(5)、MBピアノ(1)、Lカターニア
途中出場:OHカジ―スキ(2)、MBカネスキ(1)、Lスタフォリーニ
ターラント
スタメン:MBデヘール(6)、OPジローニ(15)、OHランツァ(12)、MBアロンソ(7)、Sツィマーマン(3)、OHホーファー(15)、Lリッツォ
途中出場:OHヘルト、Lルッツィ
MVP:OPジローニ
15得点(うちサーブ3、ブロック1)、アタック効果率37.50%
OH大塚達宣
出場なし
詳しい試合のスタッツはこちら↓
https://www.legavolley.it/match/38208
次戦は日本時間10月6日(日)22:20からスーパーレガ前半2節をホームでルーベ・チヴィタノーヴァと対戦します。
配信:VBTV, FOD(ペルージャ戦のみ)
Photo: legavolley.it