バレーボールネーションズリーグ2025女子予選ラウンド(カナダ)、日本代表は現地時間6月6日(金)にセルビアと対戦し3-0 (25-19, 25-21, 25-13)で勝利した。
スタメン
Japan
S関(2)、OH石川(10)、MB宮部(3)、OP和田(17)、OH佐藤(14)、MB島村(5)、L小島
途中出場:MB山田、S中川、OH深澤、OP秋本(1)
Serbia
OHダングビッチ(4)、MBオスマジック、Sミルコヴィッチ、OHウゼラッチ(7)MBクルタギッチ(10)、OPブキリッチ(12)、Lイェグディッチ
途中出場:MBキロフ、Sペロヴィッチ、OHミヤトヴィッチ(1)、OHイヴァノヴィッチ(7)
戦評
オランダ戦と同じメンバーで挑んだ日本は、この試合でも攻めのサーブで試合の主導権を握った。サービスエース数こそ2本と前回と比べると少なかったものの、OH佐藤を中心にサーブでプレッシャーを与え続けた。
このサーブと持ち前のL小島を中心とする高いディフェンスでセルビアはなかなかアタックを決められずミスも多かった。
日本もセルビアのサーブ&ブロックに苦しむ場面もあり、特に高さのあるMBクルタギッチを中心に7本のブロックポイントを献上した。
しかしハイボールになってもOP和田とOH佐藤を中心に力強いスパイクがよく決まった。特にOP和田が両チーム最多17得点で存在感を見せた。またMB島村のスライド攻撃も効果的に決まった。
第2セット終盤でセットポイントを取ってから4連続得点を許す場面があったが、そこ除けば若手中心のセルビアに対し日本は試合の主導権を握り続け、ストレート勝利を飾った。
試合スタッツ:https://vnlw.volleystation.com/en/matches/2227502/
個人的MVP
OP和田由紀子

17得点(アタック16、サーブ1)、アタック効果率41%
この試合の得点王。主にライト側からパワフルなスパイクを決め続けて勝利に貢献した。本人は174cmながら190cm前後の選手がそろうセルビアの高いブロックに対しても物怖じせず、難しいハイボールの場面でも果敢にボールを叩き込んだ。SVリーグでは外国人のOPダジルバの控えに回ることが多かったが、この選手は代表チームでこそより輝くのかもしれない。
Qualifying Round Rankings
6月7日(土) 15時現在
順位 | 国名 | 勝利数 | 勝ち点 | セット率 | 得点率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | Italy | 3 | 8 | 4.500 | 1.463 |
2 | Japan | 2 | 6 | MAX | 1.485 |
3 | Brazil | 2 | 6 | MAX | 1.339 |
4 | Türkiye | 2 | 6 | 6.000 | 1.351 |
5 | Poland | 2 | 6 | 6.000 | 1.103 |
6 | ドミニカ共和国 | 2 | 4 | 1.000 | 1.009 |
7 | Germany | 1 | 4 | 1.666 | 0.981 |
8 | Bulgaria | 1 | 4 | 1.250 | 0.937 |
9 | Netherlands | 1 | 4 | 0.714 | 0.944 |
10 | China | 1 | 3 | 1.333 | 1.086 |
11 | France | 1 | 3 | 1.000 | 0.887 |
12 | Belgium | 1 | 3 | 0.571 | 0.906 |
13 | Canada | 1 | 2 | 0.800 | 1.038 |
14 | チェコ | 1 | 2 | 0.600 | 0.951 |
15 | Serbia | 0 | 1 | 0.333 | 0.835 |
16 | America | 0 | 1 | 0.222 | 0.800 |
17 | タイ | 0 | 0 | 0.111 | 0.880 |
18 | South Korea | 0 | 0 | 0.000 | 0.640 |
次戦情報
日本時間6月8日(日)5:00~ vs カナダ
VNL視聴方法
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Photo: FIVB