備:来シーズンどうしようかと考えた時に、元々海外に行ってみたいなということは僕自身思っていて、そういった中で今回チャンスというかトライする機会をいただけました。ヘウムのチーム事情があってまずは5か月間の短期契約でしたけど、その中で評価してもらえたと思います。そういった中でワンシーズン、こういったすごいメンバーの中でレベルの高い環境で戦えてるってことは非常に僕自身学びになっていると思います。
トシキ:今シーズンはここまでサーブレシーブランキング1位やレギュラーシーズン前半のベストリベロに選ばれるなど、個人として大きな結果を残されてきていると思います。そうした手応えはご自身も感じていらっしゃいますか。
備:個人的にサーブレシーブが自分の1番の強みだなと思ってやってきたので、このポーランドに挑戦するにあたって、まずはそれがどれだけ通用するのか、それを試したいなという気持ちで来きました。そうして、たまたまかもしれないですけど結果がついてきてくれました。
でもまだまだコミュニケーションだったり、そういったところで連携ミスがありますし、今日もありました。そういったところで難しさは感じますけど、もっともっと、あと7試合しかないですけど、シーズンの最後に来て良かったなってすごく思えるように試合を重ねるごとに成長していけたらいいなと思います。
トシキ:ヘウムはどんなチームですか。
備:本当に明るいっていうか、本当に試合中も声掛けをすごくしてくれます。来た最初なんて僕はポーランド語も英語も全然わからない状態だったんですけど、1人にせず温かく寄り添ってくれたので溶け込めました。やりやすい環境というのをヘッドコーチも含めてすごく作ってくれたので、感謝しかないですね。

トシキ:昨シーズンは日本のSVリーグのVC長野でプレーされていましたが、日本とポーランドの違いはどう感じますか。
備:やっぱり日本人選手は本当にテクニックがあるなと思いますし、一方でここでは海外選手特有のパワーだったり高さに苦労しているので、パス(サーブレシーブ)を受ける側としては楽しさもありますけど、ビッグサーバーと常に対峙するので、大変なところも感じながら慣れながら頑張ってるところです。
トシキ:実際に対戦してみてすごいなと思った選手は。
備:個人的に僕はセッターがすごく好きなんです。ポーランドリーグに行くと最後に決められたのも、トニウッティ選手だったりとかデセッコ選手(アルゼンチン代表)を見てみたいという気持ちがあったから、だから来られたところがあります。やっぱり間近で見ると、すごさだったりプレー以外でチームを鼓舞する力も見られて非常にいい刺激になってるので、本当に来て良かったなと思います。
トシキ:ヘウムと長野はどっちが寒いですか笑。
備:いや長野は気温にマイナスが付くことは中々なかったです。中々というかあったのかわかんないですけど、ヘウムはここ最近平均でマイナス10度平均であるので、外に出ると「寒いな」もですし「顔も痛いな」など色々感じながら雪にも慣れて頑張っています笑。
トシキ:レギュラーシーズンは残り6試合ありますが、この残りのシーズンをどう過ごしていきたいですか。
備:もう今の段階でもこの海外挑戦をしてよかったなと本当に思っているので、それが最後にやってよかったともっと強く思えるようにするのが一番です。でもまずこのチームの最大の目標であるトップリーグに残るっていうところに僕自身貢献しながら、個人としても結果がついてきたら嬉しいかなと思います。

このインタビューのあと、相手セッターのバンジャマン・トニウッティ選手と軽く言葉を交わす機会があり、その際に「あの日本人リベロはいいね!」とコメントしてくれていたことを付け加えます。
Photo: Plusliga, 筆者撮影
