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大阪ブルテオンが欧州王者ペルージャをあと一歩まで追い詰める

ベレン(ブラジル)で開催されているバレーボール世界クラブ選手権2025男子大会で、日本代表の西田有志らが所属する大阪ブルテオンと石川祐希が所属するペルージャ(イタリア)の対決が実現しました!!

ペルージャは今年の10月に日本のサントリーサンバーズ大阪とエキシビションマッチを行いまいたが、石川祐希が所属して以降で日本のクラブチームと公式戦を戦うのは今回が初めて。

また男子の日本のクラブチームとイタリアのクラブチームが公式戦を戦うのは2013年の世界クラブ選手権のパナソニック対トレンティーノ以来12年ぶりでした。このときはトレンティーノがパナソニックに3-0 (25-18, 25-19, 25-22)で完勝しています。

当時と比べると今の日本のバレーボールは格段にレベルが上がり、プレーできる外国人選手の人数も増えました。それでも相手はヨーロッパチャンピオンのペルージャ。今年の10月のサントリーサンバーズ大阪とのエキシビションマッチでもサントリーを軽くあしらっていましたし、ブルテオンに頑張ってほしいと思いつつ、厳しい試合となるのではと想像していました。

ところが大阪ブルテオンがいい意味で予想を裏切ってくれました。

試合の出だしからペルージャと一進一退の攻防を繰り広げます。ペルージャは強力なサーブから自分たちのリズムを作っていくチームですが、ブルテオンはリベロ山本とOH富田を中心に鉄壁の守りを見せてペルージャにブレイクを許さない。もちろんサーブレシーブだけじゃなくフロアディフェンスも抜群。

更に攻撃面ではキューバ人アウトサイドヒッターのロペスが大活躍。パンチ力抜群のスパイクを中心に両チーム最多29得点をマーク。ペルージャのブロック(主にOHセメニウク)に苦しんでいたOP西田の分まで得点を量産。特に5セット目の活躍は鳥肌ものでした(だからこそ最後にブロックの手を引いてロペスのアタックをアウトにしたジャネッリがニクい…)。

またセッターのブリザールも伸びと高さのあるトスを供給し続け、セット終盤でも真ん中を果敢に使っていく強気なゲームメイクを見せてくれました。サーブでもエースやブレイクを決め、ブロックとアタックでも貢献。試合中盤の、後衛セッターなのにフェイクセットして相手ブロッカーが2人つられた状況は冷静に考えて意味が分かりませんでした(笑)。

ロペス

ただやはりペルージャは強かった。

1セット目こそサイドからアタックがうまく決まらずに苦しみましたが、1セット目途中からアウトサイドヒッターのジャヴォロノクを投入してからは決定率が改善。

そしてこの試合では「ブロックデビルズ」の名前のとおりにブロックが冴えわたり、チーム合計18本ものブロックポイントでブルテオンを苦しめました。中でもアルゼンチン代表ミドルのロセルが最多6本のブロックポイントを獲得し、特にミドルエリアのブロックの読みと反応が凄まじかったです。

ただブルテオンも本当にすごかった。セットカウント1-2とペルージャリードで迎えた4セット目は、終盤まではペルージャペースだったのに逆転で奪ってフルセットに持ち込みましたし、5セット目は12-14とマッチポイントを握られてから粘りのレシーブで14-14としました。本当に最後まで諦めない気持ちが繋いだすばらしいカムバック。しびれました。

その後逆にブルテオンがマッチポイントを握る場面もありましたが、結果的に最後は絶好調だったロペスのアタックにジャネッリがブロックの手を引いてボールアウトとなり、21-23でペルージャが5セット目を取って2-3で大阪ブルテオンは敗れました。だた本当に互角の勝負だったと思います。

ブリザール(左)とロセル(右)

パナソニックがトレンティーノにボロ負けしてから12年、日本のクラブチームの成長が改めて証明されたと言っていいでしょう。

今回は負けてしまいましたが、決勝戦まで勝ち進められればまた再戦のチャンスがあります。ぜひ決勝の舞台でリベンジを果してほしいです!

あと今回は出番のなかった石川祐希。過去2試合、怪我明けでパフォーマンスを上げていくのに苦しんでいるように見えましたが、ブルテオンとの再戦とあらば次こそはぜひコート上での直接対決に期待したい。

大阪ブルテオン - ペルージャ
2-3 (25-23, 16-25, 22-25, 25-23, 21-23)
大阪B: Sブリザール(4), OH富田(13), MBラリー(11), OP西田(14), OHロペス(29), MBポン(4), L山本, S中村, OH仲本(1), MB山内(1), OH甲斐, OP西山, MB西川(4)
Perugia: OH Semeniuk(17), MB Sole(7), S Gianneli (7), OH Plotnytskyi(2), MB Loser(13), OP Ben Tara(20), L Colaci, OH Dzavoronok(10)

詳しいスタッツはこちら(英語)▼
https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/club-world-championship-men/schedule/25968/#teamstats

プールB順位(初日終了時点)

1 ペルージャ(イタリア) 2勝0敗
2 大阪ブルテオン(日本) 1勝1敗
3 サダ・クルゼイロ(ブラジル) 1勝1敗
4 スウィーリー(リビア) 0勝1敗

上位2チームが準決勝進出

詳しい順位はこちら(英語)▼
https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/club-world-championship-men/standings

12月18日(木)の試合スケジュール
22:00~ ペルージャvsサダ・クルゼイロ
25:30~ 大阪ブルテオンvsスウィーリー

詳しい試合スケジュールはこちら(英語)▼
https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/club-world-championship-men/schedule

Photo: volleyballworld

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