advertisement Other European Leagues abroad

バレーボール欧州チャンピオンズリーグ男子 2025-26

12月9日(火)からバレーボールの欧州チャンピオンズリーグ男子 2025-26シーズンが開幕。

本記事では、日本の石川祐希が所属する前回大会王者ペルージャ(イタリア)も参加するこの大会の概要と視聴方法などを解説する。

欧州チャンピオンズリーグとは?

CEV(欧州バレーボール連盟)が主催するヨーロッパナンバーワンを決めるクラブバレー最高峰の大会。

ヨーロッパのクラブにとっては世界クラブ選手権より格が高い。

基本的には毎年ヨーロッパ各国のリーグランキングと昨シーズンの各国リーグの順位を基に参加チームが決定する(ただしロシアのウクライナ侵攻以降、ロシアおよびベラルーシのクラブは参加を制限されている)。

今季の欧州チャンピオンズリーグ本戦には10カ国から20チームが参加。またそのうち3チームは今季特別に設けられたワイルドカード枠による参加となっている。

参加チーム

Pool A

トレンティーノ(イタリア1位)
ジラートバンク・アンカラ(トルコ1位)
トゥール(フランス1位)
リュブリヤナ(スロベニア1位)

Pool B

ルブリン(ポーランド1位)
ガラタサライ(トルコ2位)
ルーセラーレ(ベルギー1位)
ハルクバンク・アンカラ(トルコWC)

Pool C

ベルリン(ドイツ1位)
ペルージャ(イタリア3位、石川祐希)
プラハ(チェコ1位)
ラス・パルマス(スペイン1位)

Pool D

ザヴィエルチェ(ポーランド2位)
リューネブルク(ドイツ2位、高橋頌)
SCPリスボン(ポルトガル1位)
ジェシュフ(ポーランドWC)

Pool E

チヴィタノーヴァ(イタリア2位)
ワルシャワ(ポーランド3位)
ルーヴェン(ベルギー2位)
モンペリエ(フランスWC)

リーグラウンド

2025年12月9日~2026年2月18日

  • 各プールでホーム&アウェイの2回総当たり、各チーム計6試合(現地時間火~木曜夜開催)
  • 各プール首位のチームは準々決勝進出
  • 各プール2位と3位の中で最高成績を収めた計6チームはプレーオフ6に進出
  • 順位は勝利数>勝ち点>セット率>ポイント率>直接対決の戦績で決定される
  • 勝ち点はセットカウント3-0, 3-1で3ポイント、3-2で2ポイント、2-3で1ポイント、1-3, 0-3で0ポイント与えられる。

詳しい試合日程は大会公式ページから▼
https://championsleague.cev.eu/en/men/#4th-round

トーナメント

プレーオフ6~準々決勝:2026年3月3日~4月2日
ファイナル4:2026年5月16、17日

  • プレーオフ6と準々決勝はホーム&アウェイ方式で2回対戦し、勝ち点の合計が多い方が勝利する。
  • 2試合を終えた時点で勝ち点が並んだ場合は、2試合目を終えた直後に15点制のゴールデンセットが行われる。
  • 準決勝、3位決定戦、決勝戦は1回勝負となり、ファイナル4として同じ会場で開催される。

How to watch

欧州チャンピオンズリーグは男女ともにCEVが運営するEuroVolleyTV(https://www.eurovolley.tv/)の会員となるかCEVの公式Youtubeチャンネル(https://www.youtube.com/@CEVolleyball)にメンバーシップ(All starまたはVolleyball Leagendプラン)登録することで全試合のライブ・アーカイブ配信を視聴可能。

個人的にはYoutubeでAll starメンバーとなるのが月額490円と安くおすすめである。

Tournament outlook

優勝候補はイタリアとポーランドのチームだ。2022年にロシアのチームが参加できなくなってからはこの2か国のチームしか優勝できていないどころか決勝戦にも進めていない。

イタリアではペルージャとトレンティーノ、ポーランドはルブリンとザヴィエルチェに注目。

その他の国ではトルコのジラートバンク・アンカラが強力で、イタリアとポーランド勢を打ち負かすポテンシャルを秘めている。

また日本人選手としては、ペルージャに石川がいるだけでなく、リューネブルクにも高橋頌という日本人リベロが所属しているので彼のプレーにもぜひ注目してもらいたい。

その他詳しい情報、最新の情報はCEVの公式ページをご確認ください。

https://championsleague.cev.eu/en/men

Photo: CEV, SVG Luneburg

-Other European Leagues, abroad
-, , , , , ,

en_GBEnglish