バレーボール世界選手権2025男子大会の決勝戦の結果は以下のとおり。
Finals
イタリア - ブルガリア
3-1 (25-21, 25-17, 17-25, 25-10)
奇しくも世界選手権直前に日本と壮行試合をした2チームよる決勝戦に。
第1セット、出だしは2-0とイタリアがリードするもMBグロズタノフのブロックなどで10-12とブルガリアが逆転。しかしOHボットロのサーブから2本のエースやSジャネッリのブロックなどで4連続得点を決めて17-14とイタリアが再逆転。その後ブルガリアが連続ブロックで21-20と点差を詰めますが、OPロマノやOHボットロのアタックで点数を重ねたイタリアが25-21でこのセットを取り切ります。

第2セット、イタリアがOHボットロのサービスエースやOHミケレットのブロックなどで序盤からブレイクを重ねて10-5とリード。ただそこからブルガリアがOHニコロフの連続アタックなどで11-11と同点に追いつきます。しかしすぐにSジャネッリのサーブからOPロマノのアタックなどで至イタリアが連続ブレイクし15-11とすると、さらに終盤にOPロマノの5連続エースで23-16とイタリアが一気に抜け出します。最後もOHボットロがサービスエースで締めて25-17でイタリアが優勝に王手をかけます。

第3セット、序盤は競った展開となりますがSニコロフのサーブからOHアタナソフが続けてアタックを決めて9-11とブルガリアが抜け出します。その後さらにOHニコロフのアタックやOHアタナソフのサービスエースで10-15とブルガリアが点差を広げます。イタリアはOHポッロを投入するなどしますが、さらにOHニコロフやOHアタナソフのサービスエースなどでリードを広げたブルガリアが17-25でセットを奪い返します。

第4セット、イタリアが序盤からOHボットロのサーブから自身のパイプ攻撃などで連続ブレイクを決めて3-8とリード。ブルガリアはOPアントフを投入し、そのOPアントフを中心に得点を重ねるもミスなどで18-10と点差が広がります。さらに終盤にOHボットロのサーブから4本のエースを含む6連続ブレイクを決めてイタリアが24-10と一気にマッチポイントを握ると、最後はMBアンザーニがクイックを決め切って25-10として3-1でイタリアが勝利。

イタリアは前回の2022年大会に続いて2連覇を達成。また女子も優勝したため今年の世界選手権はイタリアの男女アベック優勝となりました。

*For detailed match results and schedules, please visit the official tournament website.
https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/men-world-championship
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Photo: Volleyball World