2024/25シーズンにミラノ(イタリア)に所属し、チームメイトの大塚達宣への愛を語ってくれたフランス代表アウトサイドヒッターのヤシン・ルアティ。
2025/26シーズンの今季はジェシュフ(ポーランド)に2シーズンぶりに復帰。
取材日は欧州チャンピオンズリーグでリューネブルク(ドイツ)と対戦し3-0 (25-14, 25-15, 25-19)で快勝。ルアティは3セット目途中から出場して2得点の活躍でした。
試合後に笑顔でインタビューに応じてもらいました。
トシキ:ジェシュフには2シーズンぶりの復帰ですが、今シーズンをここまでふりかえっていかがですか。
ルアティ:いい感じです。ただリーグは厳しいです。昨シーズンのイタリアもそうでしたが、短い期間で多くの試合が組まれていますし、それに加えてチャンピオンズリーグやカップ戦もある。12月もタフでしたが、この1月も引き続きタフです。それでもチームは自分たちの戦い方を見出していて、重要な試合で結果が出るようになってきています。そうして自分たちは今週末のポーランドカップの準決勝に進むことができました。ビッグイベントですので、今日のような自分たちらしいプレーを見せたいと思います。
トシキ:今年のチームはどんなチームですか。
ルアティ:自分たちはとても層が厚いです。4人の優れたアウトサイドヒッター(ポーランド代表シャルプク、スロベニア代表チェブイ、チェコ代表ヴァシナと本人)がいて、優れたオポジット、セッター、ミドルブロッカー、リベロ。特にリベロはすごい(ポーランド代表ザトルスキとアメリカ代表ショージが在籍)。それでも今のようにひとつの強いグループになることは簡単ではありませんでした。シーズン序盤は選手の入れ替えを頻繁に行っていて、それなりに機能しましたがどこかバランスを失っていました。それが固まって、結果が出てきている感じです。
トシキ:昨季ルブリンを初優勝に導いたボッティ監督が今季ジェシュフを指揮していますが、彼はどんな監督ですか。
ルアティ:彼はとてもコミュニケーションを重視します。コミュニケーション能力が高く、常にグループのポジティブな側面を見出そうとしています。悪い面ではなく良い面に目を向けさせてくれます。今のところ自分たちは彼のニーズに上手く応えられていると思います。しかし自分たちも完璧ではないので、然るべきときには怒られることもあります。総じて監督とは上手くやれていますよ。

トシキ:イタリアとポーランドの違いはなんだと思いますか。
ルアティ:バレーボールのレベルはイタリアと同様にここポーランドもとてもハイレベルです。ただ個人的には私はポーランド語を話せないので、その国の言語を話せるイタリアの方が馴染めてる感じはありますね。でもチームは全員英語が話せるので問題ありません。文化面でもイタリアの方が慣れています。このような違いはありますが、バレーボールは依然としてハイレベルですし、そういう環境でプレーできてうれしいです。
トシキ:ミラノを恋しくなることはありますか。
ルアティ:はい、ミラノの仲間たちは恋しいですね。マッテオ・ピアノをはじめみんなが恋しいです。昨シーズンは本当にいいシーズンでした。今日の少し昨シーズンの映像を見ていましたが、本当にいい時間でした。思い出していい気分になりました。
トシキ:ミスター神戸ビーフこと大塚達宣選手とはまだ連絡を取り合っていますか(ミラノでルアティは大塚の太い太ももを「神戸ビーフ」と呼んでいた)。
ルアティ:神戸ビーフ(笑)。インスタグラムで少しやりとりはしましたが、それ以降はしてないですね。でも去年の世界選手権で会いましたよ。彼もいいシーズンを過ごせていることを願っています。ちょっと久々に彼の声を聞きたくなってきましたね。
Photo: Plusliga, 筆者撮影
