11月30日(日)に行われたバレーボール男子イタリアスーパーレガの前半8節、石川祐希所属のペルージャはホームで垂水優芽が所属するチステルナと対戦。3-0(25-18, 25-23, 25-20)で勝利した。
ペルージャの石川祐希は身体的なコンディション不良でルッソと共にベンチアウトとなり、コート外から試合を見守った。
またチステルナの垂水優芽はベンチ入りしていたがこの試合での出場機会はなかった。
試合はほとんどペルージャペースで進んだ。
特に試合のMVPにも選ばれたオポジットのベンタラが絶好調で、両チーム最多の22得点をあげた。アタック決定率は驚異の83%(ノーミス)、サービスエース2、ブロック1と今季のベストパフォーマンスだったと思う。インフルエンザからの回復以降2試合続けてのハイパフォーマンスでペルージャを勝利に導いた。

一方でヴェローナ戦からアウトサイドヒッターの得点力不足が課題となっていたが、この試合ではセメニウク、プロトニツキ共にアタック決定率を40%代まで回復させた(それでも彼らにとってはよい数字ではないだろう)。
チステルナはアウトサイドのバイラムが11得点、アタック決定率73%と奮起。しかしサーブとブロックディフェンスでペルージャにプレッシャーをかけられず思うように連続得点を奪うことができなかった。
やはり毎年トップ争いをしているペルージャとプレーオフ進出も難しいチステルナとの明確な実力差が見られた試合だった。
試合の詳しいスタッツはこちら▼
https://www.legavolley.it/match/39259
この結果ペルージャは首位を維持、チステルナは10位となった。
日本人が所属するチーム同士の試合で、どちらの選手も出場がなかったことはとても残念だったが、まず石川・ルッソ両選手の健康を願うばかりである。また垂水もまだまだチャンスがあると思うので頑張ってほしい。
あとジャネッリのちょんまげヘアはぜひそのまま続けてほしい。
Photo: legavolley.it
